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爺様犬・その名は「げん」

9月30日の朝、8時36分
近所の友人からの 電話・・・

  「今、仕事に行きよんやけど
   川の中で犬が落ちて 鳴いてる。
   私、時間無いし 一人では助けられない。
   頼む!」

外は 小雨・・・
確かに 無法地帯の草だらけの川の中で 鳴いています。
リードとバスタオルを持って 川に下りてみました。
傍によると 唸りながら逃げます。
仕方がないので ジャーキーを取りに戻ろうと思いました。

 なのに・・・

去年は 私、自力で上に上がれてたのに・・・
川から 上がれない・・・
犬と一緒に 遭難・・・
ショック・・・

携帯で 「蛍の泉」のTさんを 呼び出しました。
カラスのカーコを救出する時も 手伝ってくれました。
今回は 犬と私の救出です。

犬が大人しければ 二人で何とかなるのですが 
威嚇して来る子です。
雨は やみそうになく 犬の体温低下が心配です。
市役所に応援をお願いしたのですが 
レスキューは来てくれないと言うし、
愛媛県動物愛護センターに 電話をすると
N・Tさんが 非番で家に居るかも・・・
電話をすると すぐに来てくださいました。
市役所が連絡してくださった下請け会社の方も来てくださり
無事、犬も私も川から出られました。
本来は そのまま下請け会社に渡し、行政行きになるのですが
N・Tさんが話をしてくださり 我が家に連れて帰る事が出来ました。

右耳が折れて 白内障で両眼が真っ白の 爺様犬。
少ない歯の口でガウガウ威嚇して 噛みつきに来る 爺様犬。
御飯だけは しっかり食べる 爺様犬。
外の犬舎に入っているのですが 近づけない・触れないので
トイレの 後始末が出来ない・・・
誰かの気配を感じたら 吠えてなかなか 止まない。

悩みました。
どこまで この爺様犬のお世話が出来るだろう・・・
同居人は 私の活動を快くは思っていません。
「うるさい!」と イライラしています。
その態度に 私がイライラして来ます。
自己中・我ままアー子がビクビクして ちょっとした事でいじけます。
悪循環です。
爺様犬には申し訳ないけど 行政に渡した方が良いのか・・・
一度は そう決心したのですが
一生懸命にご飯を食べている爺様犬を見ていると

 「後 一週間だけ様子を見よう。何か方法が有るかも。」

昨夜 そう思い眠りました。
 
今朝8時43分、市役所からの電話。

 「該当犬らしき犬を探している人から連絡が有りました。」

連絡先を教えていただき 話をしました。
間違いないようです。
昼前に お迎えに来てくださいました。

爺様犬の名前は「げん」で18歳。
お母さんは

 「18年も一緒に暮らしてきて 最後は看取りたかったのに・・・」

と 空の犬小屋を見ては 泣いて過ごしていたのだそうです。
ただ お母さんも げんさんには触れないとか・・・
お父さんも お母さんも げんさんも 嬉しそうでした。
げんさんは 新しい首輪にして貰ったら ゆるかったらしく
初めての冒険に出てしまったようです。


愛媛県動物愛護センターのHPの「迷子」のページは
「子犬」「老犬」が 多いです。
なぜ?・・・
げんさんの お父さん・お母さんが
飼い主として 当たり前なのでないのでしょうか?
人として 当たり前なのではないでしょうか?

諦めず 探して下さい!
先日 ミグシィのブログにも書いたのですが
先月、迷子になった老犬と 探し回っていた飼い主さん。
もう一日早く 私に連絡が入っていたら・・・
その子が 飼い主さんに合えた時は
川の中で 冷たく横たわった姿でした。
それでも ゴミとして行政の元に行かずに済みました。
死んでからでも 大好きなお家に帰れて 良かった。
でも 生きて帰してあげたかった。
ただ 一般の方で 老犬を保護できる方は 少ないと思います。

6日には 和歌山から行き場のない子が
預かりっ子として 我が家に来ます。
また 詳しく書きます。

たった一つの「命」を守るもの 大変な事です。
どうか 簡単に考えないでください。
「命」は 何ものよりも重く
何ものよりも 壊れやすく儚いのです。


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当たり前

当たり前の事をしてそれを特記しなくてはならない今の世の中、

悲しい事ですよね、

飼い主さんが無事見つかりよかったです、げんさんの余生が楽に成りますように祈っています。
此れも特記かな?

No title

エコちゃんの母さん
川から出られない所では、失礼ですが笑ってしまいました♪
しかし、読んでいくうちにいつも涙してしまいます。

エコちゃんの母さんってやっぱりスゴイ!!
唸る犬を川から救い、自宅にて保護、そして飼い主さんまで見つかった!
げん爺様 飼い主さんの元へ帰れてよかったです。

冷えにはご注意してください(^^;)/

No title

泉さん、お体の調子は いかがですか?

以前「犬は躾で育てるな」の著者の 堀明さんからのメールで
「動物愛護と言う不自然な日本語を 早く無くしたい。」
と おっしゃっていた事が 頭から離れません。
皆が 当たり前の事をしてくれていたら
「動物愛護」私達の活動なんて 不必要ですものね。
本当に 動物達に申し訳ないです。

げんさんが 居なくなった犬舎、ちょっぴり淋しいです。

No title

カンタんちのおばちゃん様

川から出れなくなった時は 本当にショックでした。
(携帯が有って 良かった!!!)
自分でも 笑ってしまいました。
そしたら伸生さんが
「自分も体が弱いから 上がれない!」
って かばってくださいました。(皆、優しいんです。)
日々、いろんな所で「歳」を感じてしまいます。

自分一人では 何にも出来ませんが
周りの理解してくださる方達の協力のリレーで
いつも 何とかなっています。
一人一人の力は小さくても
集まれば 大きな力になって

  「変わって行ける」

と 信じられます。
皆に 感謝です。
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